悪霊
人が死んだ霊が変化したもの。人々の天敵で、禍を齎したり生きてる人を触れるだけで殺してしまう。
地上にはかなりの数の悪霊が彷徨っている為、人々は地上での生活を断念し地下で生活をしている。
悪霊は空いてるドアとガラス張りの窓(開閉関係なく)からしか入ることができない。侵入を防ぐ為、地上にある家屋の窓は全て閉まっている。
また、一般人には見る事ができず対悪魔の職業を持つ人と国王貴族のみ目にする事ができる。
貴族
社会の上流者。
社会的に様々な特権を備えた名誉や称号を持つ階級に属する人、家柄・身分の尊い人の事。
死神
この国の宗教の神様。聖霊(幽霊)を常に引き連れて地上にやってくる。
死神によって国王が作られ、その子供によって人々が作られたと言われている。
余命僅か・死に際・死後になると死神の姿が見え、死神の声が聞こえる。(問題なく生きてる人には一切聞こえない)
死後、どんな罪人でも死神が迎えに来て悪霊にならずに天国へ連れて行ってくれる(正確には迷わぬ為の道標を作ってくれる)と信じている。
死神が人々を悪霊から守り、人々がその感謝の証として祭りを行う。
・・・が、しかし。200年前から様子が一変した。
死神の姿は消え、死を迎えた霊が次々と悪霊へと変わり人々に襲い掛かり始めた。やがて、国は死の国となり残った人々は地下での生活を余儀なくされ、200年経った現在でも地下生活が続いている。
悪霊が増えたのは200年前の国王(皇帝)が死神を怒らせたらと人々は思っており、怒りを鎮めるために貴族の女性を生贄に捧げたり、祭りを盛大に行ったりしている。殆どの人が死神がいない事に気づいていない。気づいているのは対悪魔の職業を持つ者の中でも一部のみ。
死神の国
死神を神とする宗教の国を示す。
死の国
地上が悪霊で溢れ、人が住めなくなった国を示す。
元々は生活していた場所。
家屋や城はボロボロ、かつて農作業をしていた土地は手入れがされてないせいで雑草が生え放題になっている。
地上に出るのであれば、悪霊に触れないよう歩かなければならない。
主従契約
荘園制度
税金
双務契約
地下生活
死神が消えてからの200年、地下での生活をしている。
ただ穴を掘っただけの空間ではなく、中に建物を建てたり農作物を育てたりと画期的な発展をしている。
地下空間のイメージはアリの巣の中に建物が建っていたり農作物が育ってる感じ。
地上に近い方が一般市民、地上から深く離れてる方が貴族と分かれている。
全ての事が地下で済んでしまう為、殆どの人が地上に上がったことがなく地上の光景を知らない。
定期市
余剰生産物の交換の場として定期的に開かれる市場の事。
後に商業都市へと発展していった。
農奴
領主の土地を借りて働く農民の事。(農奴なので奴隷)
農奴制
一般的に封建制の基で行われる統治制度の事。
農民は領主から借りた土地を自身で耕作する為に拘束され、移転の自由はない。さらに、賦役や貢納等の義務を背負っている。一人の人間としての人格を尊重される事はなく、時に土地と共に売買、譲渡の対象にもなった。
分権制
封建制度
幽霊
死神に使える聖霊の事。
死神が消えてからの200年、ずっと死神を捜し続けている。
国王貴族や対悪魔の職業を持つ者には見えてしまう為、何度か消されかけた事もある。
領主
特殊魔導士
全員女性で黒魔導士。(男性NG)
ギルド『ソレイユ』に所属し、普段は悪霊退治に勤しんでいる。
※ 男性NGの理由は男性の主な職業は農業。女性は毎年4~5月に行われる死神祭りで生贄に捧げる事からいつ死んでもいいように。